Vol.180


キーワード: マニュアル 目次 あるある

あるあるから学ぶ目次制作のポイント
マニュアルや分量の多い文書などを作成するときに、
「目次を作ったけれど、なんだか分かりづらいな…」と悩んだことはありませんか?

ここではマニュアルを例に、目次を作るときに誰もがやってしまいがちな「あるある」とその対処方法についてご紹介します。

目次の役割


目次には書き手・ユーザーのどちらにとっても、重要な役割があります。
書き手にとって目次は、「骨組み」の役割を果たします。
最初に目次構成がしっかりしていないと、マニュアルの全体像を見渡せず、目的や意図を見失ってしまいます。
また、ユーザーにとっての目次は、「道しるべ」となります。
ユーザーがマニュアルを読むとき、文章のわかりやすさと同じくらい、
知りたいことがすぐに見つかることはとても重要です。

あるあるから学ぶ目次制作のポイント
あるあるから学ぶ目次制作のポイント

目次には書き手・ユーザーのどちらにとっても、重要な役割があります。
書き手にとって目次は、「骨組み」の役割を果たします。
最初に目次構成がしっかりしていないと、マニュアルの全体像を見渡せず、目的や意図を見失ってしまいます。
また、ユーザーにとっての目次は、「道しるべ」となります。
ユーザーがマニュアルを読むとき、文章のわかりやすさと同じくらい、
知りたいことがすぐに見つかることはとても重要です。

目次あるある その1:『項目がユーザーの操作順に並んでいない』


目次構成を考えるときに、つい以下のようなことをしていないでしょうか?
・書き手が思いついた順・書きやすい順に並べてしまう
・新たに追加する内容が出てきた時に後ろに付け加えてしまう
・書き手が伝えたい内容を優先的に並べてしまう
しかしユーザーは、マニュアルで説明されている順に操作します。
そのため、実際の操作の流れと異なり説明がばらばらに構成されていると、目的の操作が果たせなくなってしまいます。

目次あるある その1

ユーザーが操作をやり直したり、あちこちのページに飛んだりすることがないよう、
時系列に沿った並び順になるように整理しましょう。

目次あるある その2:『見出しがわかりにくい』


見出しに一般的には使われていない用語を入れていたり、不必要に長い文字数になっていたりしていませんか?
わかりやすい言葉遣いにするなど、ユーザーが見つけやすいキーワードを含めるのが良い見出しのポイントです。
また、見出しは探しやすさも重要です。
ページ数の多いマニュアルの場合、深い階層まで目次に含めたくなりますが、
情報量が多すぎるとかえって目的のページが探しづらくなってしまいます。
ユーザーの目的や状況を踏まえた見出しになっているか、必要な見出しかどうかを判断して整理してみましょう。
一度考えた見出しを次の日に改めて見直したり、誰かに見直してもらったりするのもオススメです。

目次あるある その2

目次あるある その3:『デザインにこだわりすぎる』


簡易的な目次のデザインに納得がいかず、いろいろなアイディアを試したら、だんだんまとまりのないデザインになってしまった。
もっと見やすくするはずだったのにどうして…。
目次のデザインで大切なこととは一体何でしょうか?
最も良いのはシンプルなデザインです。大切なのは「ユーザーにわかりやすく伝わること」。
そのために、奇抜なレイアウトや過剰な装飾は必要ありません。
シンプルかつ工夫をするなら、認識しやすい文字フォントを使ってみることや、
ユニバーサルデザインに対応した色の使いかたなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。

目次あるある その3

いかがでしたでしょうか?
ここまで、目次作成時の「あるある」と対処方法について紹介してきました。
今回お伝えした対処法を参考に、よりわかりやすい目次づくりにチャレンジしてみてください。

目次作成などマニュアル制作で何かお困りごとがございましたら、ぜひ弊社に一度ご相談ください。