Vol.205
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キーワード: UI UX レスポンシブ
使いやすいウェブサイトをつくるためのコツ
せっかく時間をかけてウェブサイトを作ったのに、「期待していたほど成果が出ない」
「お問い合わせの数がなかなか伸びない」「使いづらいという声をもらった」――こんな悩みを抱えていませんか?
原因は一つではありませんが、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)を見直すことで、
解決の糸口が見えてくることがあります。
見た目が整っていてデザインが良くても、ユーザーがスムーズに目的を果たせないと、成果にはつながりにくいのです。
導線が分かりやすく、操作に迷いがない設計が整っていると、驚くほどサイトの反応が変わってくることがあります。
せっかく時間をかけてウェブサイトを作ったのに、「期待していたほど成果が出ない」「お問い合わせの数がなかなか伸びない」「使いづらいという声をもらった」――こんな悩みを抱えていませんか?
原因は一つではありませんが、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)を見直すことで、
解決の糸口が見えてくることがあります。
見た目が整っていてデザインが良くても、ユーザーがスムーズに目的を果たせないと、成果にはつながりにくいのです。
導線が分かりやすく、操作に迷いがない設計が整っていると、驚くほどサイトの反応が変わってくることがあります。
1. UIとUXってなに?
まずは、この2つの言葉を簡単に整理しておきましょう。
UI(ユーザーインターフェース)
ウェブサイトに表示されるボタン、メニュー、フォントや配色など、ユーザーが目にし、触れる部分全般を指します。
たとえば、ボタンのサイズひとつで「押しやすさ」が変わり、離脱されるか、次のページへ進んでもらえるかに影響することも。
UX(ユーザーエクスペリエンス)
サイトを訪れた人が得る体験全体のことです。目的のページにすぐたどり着けるか、読み込みが遅くてイライラしないか、
操作していて快適か。これらすべてがUXに含まれます。
UIとUXは切っても切り離せない関係で、どちらかが欠けると、ユーザーの満足度は思うように上がりません。
2. UI/UX改善で意識したい4つのコツ
① 直感的に使えるナビゲーション
メニューは必要最低限に整理しましょう。項目が多すぎると、かえって迷わせてしまいます。
よく使われるページへは、3クリック以内でたどり着けるように。
ボタンの文言も「送信」より「申し込みを完了する」など、行動を具体的に示すと親切です。
② スマホ優先の設計を
今はスマートフォンからの閲覧が主流。スマホでの見やすさ・操作しやすさを最優先に考えましょう。
ボタンは指でタップしやすいサイズ(44px以上)を確保。スクロールは横よりも縦に。スマホでは縦に進む動きの方が自然です。
③ 読みやすさに配慮したデザイン
適度な余白があると、詰め込みすぎた印象を与えません。
重要な情報は、ユーザーの視線が集まりやすい左上から中央にかけて配置するのが効果的。
配色やフォントは統一し、強調したい場所にだけアクセントを使うと引き締まります。
④ 表示速度の工夫
画像は圧縮して、できるだけ軽くしておくと◎。
アニメーションやスクリプトも、本当に必要なものだけに絞りましょう。
ページの表示が速ければ、ユーザーの離脱を防ぎやすくなります。
3. 実際の改善事例
● お問い合わせから商談につながるようにした例
目を引く色のボタンを、見つけやすく押しやすい場所に配置。
さらに「導入の流れ」や「よくある質問」などを載せて、不安を減らした結果、単なるお問い合わせでは終わらず、
商談の数が明確に伸びました。
● フォームの途中離脱を減らした例
入力項目を最小限に絞り、必須の入力も本当に必要なものだけに厳選。
郵便番号を入れると住所が自動で入るなど、ちょっとした補助を加えたことで、最後まで入力してもらえる確率が上がりました。
おわりに
UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善は、サイト全体の成果を底上げするカギです。
ナビゲーションの見直しや、スマホでの使いやすさ向上、デザインの整理、表示速度の改善
――どれも、明日から始められる内容ばかりです。
少しずつ手を入れていくだけでも、半年後にはサイトの印象も成果もきっと変わっているはず。
「いまのサイト、ちょっと使いにくいかも?」と思ったら、まずはできるところから取り組んでみてはいかがでしょうか。
もっと踏み込んだ改善や、手間のかかる作業については、どうぞセザックスまでお気軽にご相談ください。
お客様の「なんとなく困っている」を、一緒に具体的な形にしていきます。