Vol.202

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キーワード: デジタル 印刷 カタログ

紙とWEBを融合した効果的な戦略とは?

「WEBに投資しているのに、思ったほど効果が出ない」「紙媒体も続けたいけれど、どこまで使っていいのか…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか? 広報や販促のご担当者なら、きっと一度はこの問いに立ち止まったことがあるはずです。

紙の価値が見直される今、WEBとの連携で成果を生み出す
デジタル化の波は2020年のコロナ禍をきっかけに急速に進みました。
ホームページやSNS、メルマガ、バナー広告など、WEB施策は今や企業活動に欠かせない存在です。
紙媒体と比べると、すぐに反応が見える、データがとれる、更新も柔軟にできる——そのメリットは非常に大きなものです。
加えて、印刷物廃止の動きも広まっています。
大手メーカー企業が2025年に紙カタログを廃止、他の大手企業にもその流れは波及しています。
紙からデジタルへの移行は、もはや一時的なトレンドではなく、業界全体の大きな転換点を迎えているといえるでしょう。

しかし一方でこうも感じませんか?
「情報は出しているのに、届いている実感がない」 「数字はあるけど、“ちゃんと伝わっている”感覚がない」
その違和感、実は紙の持つ役割が見直されているサインかもしれません。

紙媒体には、人の手に触れられる「確かさ」があります。
きちんと作られた印刷物は、それ自体が企業の姿勢や信頼感を伝えるブランドメッセージになります。
そしてなにより、“保管される”というメリットは、WEBにはない価値です。
顧客の手元に残る。そのこと自体が、企業コミュニケーションの継続接点になるのです。

ただし、紙だけでは情報の幅を持たせにくいのも事実です。
詳細な製品情報や活用法といった付加価値情報や事例紹介を盛り込むにはスペースが足りないし、
更新のたびに再印刷していてはコストも手間もかかります。
そこで「紙とWEBをどう使い分けるか」ではなく、「紙とWEBはどう組み合わせるか」という着眼点が重要になります。

紙とWEBを融合した効果的な戦略とは?


紙とWEBを融合した効果的な戦略とは?

紙の価値が見直される今、WEBとの連携で成果を生み出す
デジタル化の波は2020年のコロナ禍をきっかけに急速に進みました。
ホームページやSNS、メルマガ、バナー広告など、WEB施策は今や企業活動に欠かせない存在です。
紙媒体と比べると、すぐに反応が見える、データがとれる、更新も柔軟にできる——そのメリットは非常に大きなものです。
加えて、印刷物廃止の動きも広まっています。
大手メーカー企業が2025年に紙カタログを廃止、他の大手企業にもその流れは波及しています。
紙からデジタルへの移行は、もはや一時的なトレンドではなく、業界全体の大きな転換点を迎えているといえるでしょう。

しかし一方でこうも感じませんか?
「情報は出しているのに、届いている実感がない」 「数字はあるけど、“ちゃんと伝わっている”感覚がない」
その違和感、実は紙の持つ役割が見直されているサインかもしれません。

紙媒体には、人の手に触れられる「確かさ」があります。
きちんと作られた印刷物は、それ自体が企業の姿勢や信頼感を伝えるブランドメッセージになります。
そしてなにより、“保管される”というメリットは、WEBにはない価値です。
顧客の手元に残る。そのこと自体が、企業コミュニケーションの継続接点になるのです。

ただし、紙だけでは情報の幅を持たせにくいのも事実です。
詳細な製品情報や活用法といった付加価値情報や事例紹介を盛り込むにはスペースが足りないし、
更新のたびに再印刷していてはコストも手間もかかります。
そこで「紙とWEBをどう使い分けるか」ではなく、「紙とWEBはどう組み合わせるか」という着眼点が重要になります。

紙とWEBの組み合わせで成果を出した4つの事例
1. 展示会:事前・当日・事後の流れを一貫設計
たとえば展示会のケース。
招待状は品質の良い紙DMで信頼感のあるしっかりとした印象を与える。
会場ではパンフレットやリーフレットを配布し、その中に製品情報や動画コンテンツのQRコードを掲載する。
そして終了後には、来場者に対してWEBフォーム付きのフォローメールを送る—すべてを“ひとつながりの設計”として
考えることで、顧客行動も滑らかにつながっていきます。


2. 店頭販促:POPやパンフレットで行動を促す
店頭での販促でも、紙の役割はまだまだ健在です。たとえば、パンフレットやPOPツール。
置くだけでは見流されてしまうことも多く、「何となく目に入って終わり…」ということも珍しくありません。
でも、たとえばその紙面に、キャンペーンサイトへのURLや、製品の使い方を紹介した限定動画のQRコードがあったら?
ちょっとした導線設計で、「その場で終わる接点」が「次へ進む関心」に変わります。
紙はその瞬間の“きっかけ”をつくり、WEBが“深掘り”や“行動”を後押しする。
そんな関係性をつくるのが、紙とWEBを活用したプロモーション設計で大事になってきます。


3. 会社案内:誌面に“次の一手”を仕込む
会社案内でも、同じことがいえるでしょう。
「とりあえず会社概要をまとめた冊子を作ったけど、どう活用していいかわからない」 「配ったあとに反響がわからず続かない」
そんな経験、ありませんか?
そこで、誌面にサービス紹介動画のQRコードや、詳細情報のWEBページへの導線を入れてみる。
読み手が“次に進むきっかけ”を、紙の中に用意しておくことで、活用価値は大きく変わります。


4. 営業チラシ:紙の信頼感とWEBの即時性を連携
営業チラシにも、紙とWEBの連動で効果が高まる場面があります。
商談時に紙の資料を渡し、話が盛り上がったタイミングで「あとでご確認いただけます」と、
見積りフォームや相談窓口へのURLを案内する。限定感を持たせると尚良いでしょう。
紙の「信頼感」とWEBの「即時性」、この2つが巧妙に連動して、次のアクションにつながりやすくなるのです。
とはいえ、頭では「紙とWEBをつなげるべき」とわかっていても、いざ実務になるとスムーズにはいかないものです。
実際、「うまく連携できない」「思ったように効果が出ない」といった声も多く聞かれます。
企業によっては「印刷物は販促部門」「WEBは広報部門」と管理部署が分かれていて、最初から連携の視点が持てないことも。
外注先もそれぞれ別で、担当者は調整業務だけで手間がかかる。
制作物ごとにトーンや伝え方がバラバラになってしまう話も聞きます。



連携設計には「両方わかる」パートナーが欠かせない
そんな“あるある”を乗り越えるためには、紙とWEBの両方を理解したパートナーの存在が不可欠です。
セザックス株式会社は、印刷・デザイン・WEB制作をすべて自社で対応できる体制を持っています。
単なる印刷会社でも、WEB制作会社でもない。
「両方をちゃんとわかった上で、設計から並走できる会社」として、
さまざまな業種・業態の企業のプロモーションやブランディングを支援してきました。
たとえば、DM、パンフレット、会社案内といった印刷物から、動画の制作、キャンペーンLPなどのWEBサイトなど、
複数の媒体をまたいだ総合的な設計。
それぞれを単発で作るのではなく、「誰に、どの順で、何を伝えるか?」を起点に設計し、
紙とWEBの持ち味を活かしながら、伝わる表現を構築していきます。

ブランドトーンの整合性や、コンテンツの再利用性、プロジェクト進行の効率性——あらゆる面で“つなげる力”が
活きる現場が増えています。
「印刷とWEB、どちらもできる会社はあっても、両方わかってるところがなかなか見つからないんだよね」
「そもそも、どこに相談したらいいのか分からなくて…」
そんなときは、ぜひ一度、セザックスに声をかけてみてください。

私たちセザックスは、紙とWEBを“どちらか”で選ぶものではなく、
組み合わせることで“伝える力”を何倍にもできるパートナーでありたいと考えています。
いま感じているその“もやもや”、実は連携を見直すチャンスかもしれません。



ご相談をご希望の方へ

  • 紙とWEBを組み合わせたプロモーション設計やブランディング構築についてのご相談を承っています。
  • 「何から始めたらいいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。WEBフォームからでもお電話でも、どちらも受け付けております。
  • セザックスの経験とノウハウを活かし、貴社の課題に寄り添ったご提案をいたします。