Vol.52制作キーワード: 校正記号

正しい校正記号を後生にも。

正しい校正記号を覚えること。それが、誤りをきちんと正す近道です。

校正。皆さんも良く耳にする言葉ではないでしょうか?校正とは、誤字や脱字をチェックしたり、文字・文章を比べ合わせたりして、誤りを正すこと。
今回は、間違いのない校正を行うため、校正記号の使い方、指示のコツをご紹介します。

校正指示は原稿の文字や図と区別するため、赤い文字や線で書きます。
また、曖昧な言葉は使用せず、どこをどのように直すのか、わかりやすく指示することが重要です。

文字の変更

誤植直し

一箇所の誤植直し

誤植の箇所をで囲み、引き出し線の先に正しい言葉を書きます。

複数箇所の誤植直し

誤植が複数ある場合は、該当箇所を蛍光マーカーなどで塗ると一度に指示することができます。

大文字/小文字

大文字と小文字の校正指示

「C」や「K」のように、大文字と小文字が似ているものは、 大小 といった記号を併記すればわかりやすくなります。
また、「l」と「1」は形が似ており、間違えられてしまう危険性があります。「l」が出てきたときは、「エル」と書き添えるなどして、「1」との違いを明確にすると間違いを防ぐことができます。

文字の挿入

一字挿入

一字挿入

文字の挿入位置に、「Y」のような挿入記号を入れ、挿入する文字を書きます。

ルビの入れ方

ルビの入れ方

ルビをふる箇所に「Y」のような挿入記号を書き、ルビの文字を書きます。
「ルビ」と明記するとよりわかりやすくなります。

中黒の挿入

中黒の挿入

中黒は、汚れなどと間違えないようにで囲みます。
ピリオドと区別するため、中黒の点がの中央に位置するように注意します。

ピリオド(ドット)の挿入

ピリオド(ドット)の挿入

ピリオドは、汚れなどと間違えないようにで囲みます。中黒と区別するため、点がの右下にくるように注意します。

棒モノの挿入

棒モノの挿入

棒モノにはハイフンのほかにも、音引き(おんびき、長音記号、ー)、
マイナス(-)、ダッシュ(正確にはダーシ、―)などがあります。
その種類を書き加えると間違いがなく確実です。
まとめて指示を入れる場合は、蛍光マーカーなどを使うと、統一した指示ができます。

移動

隣り合う文字の入れ替え

隣り合う文字の入れ替え

隣り合っている文字の入れ替えは上図のような校正記号を書きます。

離れている文字の位置交換

離れている文字の位置交換

文字同士が離れている場合は該当文字をで囲み、矢印を書きます。

複数字の入れ替え

複数字の入れ替え

文字の入れ替えの校正記号を上図のように入れます。

行をそろえる

行を端にそろえる

行を先頭や後ろに揃える場合、上図のように揃える位置にラインを引き、矢印を入れます。

行をセンタリングする

中央揃え(センタリング)にする場合は、該当箇所がわかるように線を引き、指示を書きます。

均等割付の指示

均等割付の指示

左右の最大幅にラインを引き、余白が必要な箇所に上図のような校正記号を入れます。

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