Vol.156


キーワード: 抗菌 殺菌 除菌 ニス インキ

印刷にも「抗菌」をプラス
多くの人が触れるメニュー等にも最適。清潔で安全、抗菌効果のある印刷物。
近頃の不安な世相を反映して、抗菌を謳った商品をよく見るようになってきました。
実は印刷の世界にも、抗菌ニスやインキがあります。
今回は、注目度が高まっている抗菌仕様の印刷についてご紹介します。

感染症対策として、マスクや手洗いは一般的になってきました。
店頭でも「抗菌」「殺菌」「除菌」と表記された商品が多く並んでいます。

簡単にそれぞれの言葉の違いを説明すると、「抗菌」は菌の増殖を抑制すること。
多種多様な商品があり、私たちが目にする機会がもっとも多い表現です。
「殺菌」は医薬品や医薬部外品にのみ使用できる表現で、特定の菌を死滅させることを指します。

そして「除菌」とは菌を取り除いたり、減少させること。手洗いや拭き取って菌を取り除くなど方法はさまざまです。
必ずしも菌を死滅させる必要はなく、この表現がよく使われる製品としてはアルコールスプレーや洗剤等があります。

印刷にも「抗菌」をプラス
印刷にも「抗菌」をプラス

感染症対策として、マスクや手洗いは一般的になってきました。
店頭でも「抗菌」「殺菌」「除菌」と表記された商品が多く並んでいます。

簡単にそれぞれの言葉の違いを説明すると、「抗菌」は菌の増殖を抑制すること。
多種多様な商品があり、私たちが目にする機会がもっとも多い表現です。
「殺菌」は医薬品や医薬部外品にのみ使用できる表現で、特定の菌を死滅させることを指します。

そして「除菌」とは菌を取り除いたり、減少させること。手洗いや拭き取って菌を取り除くなど方法はさまざまです。
必ずしも菌を死滅させる必要はなく、この表現がよく使われる製品としてはアルコールスプレーや洗剤等があります。

印刷にも「抗菌」をプラス

巷には多様な抗菌製品がありますが、JIS規格によると未抗菌加工の製品と比較して、
菌の増殖割合が100分の1以下である場合、抗菌効果があると規定されています。

現在、抗菌製品の需要が大きく伸びており、それは印刷業界にも波及。
抗菌効果のあるニスやインキの注目度が向上しています。
やはり用途としては多くの人が触れる機会が多いもの。
例えば飲食店のメニューや商品パッケージ、設置型のカタログ、DMなどが考えられます。

印刷物の抗菌方法としては、印刷面に抗菌ニスが塗布されるケースが一般的ですが、
食品関連商品などインキ臭を抑えて抗菌効果をプラスしたインキを使う場合もあります。
細菌の細胞分裂を抑制する主成分としては、銀イオンAg+を利用しているものが多く、抗菌ニス・インキにおいても同様です。
また近年では銀イオンAg+ではなく、天然素材のホタテ貝殻由来の強アルカリ性(pH12以上)の成分を使った
抗菌ニスも登場。廃棄物であるホタテの貝殻を有効利用するため環境に優しい点が特徴です。

さらに抗菌作用のある印刷用紙の開発も進んでいます。
感染被害の予防策として、抗菌ニス・インキを使用した印刷物をお考えの際は、当社営業までお問い合わせください。

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