動態管理・配送管理・バース予約システム らくらく配送管理 ＆
らくらくバース管理

ホワイト物流とは、トラック運転者不足が深刻になっていることに対し、生活や産業に必要な物流の安定を確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的としたホワイト物流推進運動のことです。

ホワイト物流推進運動の目的は以下の2つです。

1、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化

2、女性や60代の運転者等も働きやすいより「ホワイト」な労働環境の実現

2024年問題は、2024年4月1日から働き方改革関連法によって「自動運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用されることで、物流業界に生じる諸問題のことです。
ドライバーの労働時間に上限が設定されることで、運送会社の売上・利益減少、トラックドライバーの離職、荷主側の運賃上昇といった問題が生じる恐れがあります。

待機問題は、荷主や納品先などの都合によりドライバーが待機せざるをえない時間のことです。また、荷積みや荷下ろし時間も待機時間に含まれます。
待機時間をドライバーや物流会社がコントロールすることは困難です。長時間の待機を要求されても物流会社は待機時間の改善や追加の金額請求は行いづらいというのが実情です。
待機時間が多いとドライバーの長時間労働や待機中の路上駐車問題などの弊害を生みます。

トラックGメンとは、国土交通省がトラック運送事業における適正な取引を阻害する疑いのある荷主企業・元請事業者の監視を強化するために2023年7月21日に創設されました。
発足後、トラック事業者への積極的な情報収集を行い、悪質な荷主に対して貨物自動車運送事業法に基づく「働きかけ」や「要請」が行われています。

バースとは、倉庫や物流センターで荷物の積み下ろしをするためにトラックを停車しておくスペースのことを言います。

バース予約とは、予約システムを使用してドライバーが行けるタイミングであらかじめ予約しておくことです。
予約を取ることで、トラックが集中して発生する待機時間を分散させることができます。
倉庫側では、受付で予約システムを使用することで省人化を図ることができます。

物流センターや配送センター等での荷積み・荷下ろしは到着順で作業ができます。物流センターや配送センター等には運送会社からのトラックが早朝から敷地外で待機し順番待ちをします。朝の早い時間でしたら順番待ちの列は短いかもしれませんが午後に近づくにつれて順番待ちの列は長くなり数時間待たされるケースもあります。バース予約システムでは事前にドライバーや配車管理者が時間を指定して予約します。トラックバース毎の予約になりますので決められた時間内に予約できる数は限られますので、予約した時間にトラックが向かえば待たされることなく荷積み・荷下ろしができます。

運行管理者には道路交通法施行規則に基づいた義務として「運転の状況を把握するため必要な事項を記録する日誌を備え付け、運転を終了した運転者に記録させる」という項目があります。またこの運行日報は最低1年間保管する必要があります。運行日報に決められたフォーマットはありませんが以下の項目を含む必要があります。

＜貨物自動車運送事業者の記載事項＞

・貨物自動車運送事業輸送安全規則（第8条）で定められた法令上必要な記載事項は以下の通りです。

・運転者の氏名

・乗務した事業用自動車の自動車登録番号その他の当該事業用自動車を識別できる表示

・乗務の開始及び終了の地点及び日時並びに主な経過地点及び乗務した距離

・運転を交替した場合にあっては、その地点及び日時

・休憩又は睡眠をした場合にあっては、その地点及び日時

・車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の普通自動車である事業用自動車に乗務した場合にあっては、貨物の積載状況等

・道路交通法や自動車事故報告規則に規定する事故又は著しい運行の遅延その他の異常な状態が発生した場合にあっては、その概要及び原因

・経路並びに主な経過地における発車及び到着の指示があった場合にあっては、その内容

運転日報の保管期限は貨物自動運送事業輸送安全規定および道路交通法施行規則ともに、最低1年とされています。
また、運転日報は労働者の運転時間を記載する書類になるため、労働基準法による書類の保管期限である3年も合わせて考える必要があります。

配車システムとは、複数台の車両を効率的に運用するために管理する業務支援システムのことです。

下記のような種類があります。
●動態管理
GPSを利用して車両の位置情報を把握・管理
●配送管理
配車・配送計画、当日の進捗確認、請求業務など物流のあらゆる局面の業務を効率化
●自動配車
車両や荷物の情報をもとに、自動で走行ルートを作成

配車システムは、送迎や営業活動に用いられるバスなども対象として幅広く利用されています。

動態管理システムとは、GPSを利用して車両の位置情報を把握・管理できるシステムです。
GPSは大型トラックに搭載が義務付けられているタコグラフ(デジタコ、アナタコ)や運転席の足元に挿すOBD-Ⅱポート型、車載器の用意が不要なスマートフォンのアプリタイプなど様々なものがあります。

配送管理システムとは、物流のあらゆる局面で業務の効率化を実現するシステムのことです。
物流はモノを運ぶ以外に、配車・配送計画、当日の進捗確認、請求業務などの様々な管理業務が存在します。
今までは熟練のスタッフに頼って業務をこなしていましたが、近年の人手不足や高齢化により、企業として対応が難しくなっています。
そのような属人化を解消し、効率化を実現するためのシステムが配送管理システムです。

バースの予約管理システムを使用することで倉庫内作業の効率化ができます。何時にどのバースにどの荷物が届くかが事前にわかりますので時間と荷物に合わせた人員配置ができます。予約管理システム導入前は午前中に出荷・入庫が集中していましたが予約管理システム導入後は比較的空きのある午後にも出荷・入庫をすることで人員を平均的に配置することができた会社様もいらっしゃいます。事前に荷物の出荷・入庫がわかることで倉庫内の空きスペースの確保や導線の確保もスムーズに行うことができ倉庫内作業の効率化に役立ちます。作業の効率化はモノの効率化だけではなく人員の効率化、省人化にもつながります。

配送/車両管理をシステムで一元管理することで情報の集約ができます。車両の位置情報の確認等の問い合わせや運送会社からの問い合わせ等、いままでは電話でやり取りしていたことを1名の管理者がパソコンの画面の情報から確認できます。配車についても当日の予定変更や予定削除等の対応を運行管理者が都度ドライバーに電話連絡していたことをシステムを介して連絡することができます。いままで数人で配送車両管理をされていた会社であれば配送/車両管理のシステムを導入することで人員の省人化が可能になります。

管理者用のパソコン上で確認できます。
ドライバーの位置情報は、ドライバーが持っているスマートフォンからGPSにより取得します。

ドライバーが予約するほかに2つの方法があります。

1、運行管理者が予約をする。

2、倉庫担当が電話連絡を受けて予約をする。

初めて倉庫に来るドライバーはらくらくバース管理の使用方法を知らない場合がありますので、倉庫へ電話で連絡をもらい倉庫側で予約をしてご使用ください。
2回目以降は電話連絡をしていただく必要はございません。

ドライバーに対して電話連絡をしなくても、ドライバーが現在どこにいて、なにをしているのかを確認することができます。
また、日報の自動生成など車両管理者やドライバーの負担を軽減することができます。

管理者用のパソコンとドライバー用のスマートフォンが必要となります。
パソコンはインターネット環境に接続できるものをご使用ください。
スマートフォンはらくらく配送管理の場合はAndroid端末のみの対応、らくらくバース管理はOSに関係なくインターネットにつながればご使用いただけます。

インターネットブラウザを使用したシステムのため、新たにソフトウェアをインストールしていただく必要はございません。

Google Chromeを推奨しています。

ご導入決定から1ヶ月ほどお時間を頂戴します。

位置情報の発信は端末ごと設定することが可能です。
1分、5分、10分、30分の4段階の設定がスマートフォンアプリの設定からできます。
また、その他にも「運転」「作業」などのステータスボタンや集荷・配送の完了報告の際にも位置情報を発信します。

ご使用いただくスマートフォンのGPSスペックに左右されます。

らくらく配送管理はBCP対策としてもご使用いただくことができます。
ドライバーと電話連絡が取れなくなっても、ドライバーがどこに向かっているか、何を積込んでいるのかを確認することができます。
また、荷主様にらくらく配送管理の管理画面をご覧いただくこともできますので、直接ご確認いただくことができます。

お問い合わせフォームよりご連絡ください。

Windows10以上をご使用ください。

●らくらく配送管理
申し訳ございません。らくらく配送管理アプリがiOS（iPhone）には対応しておりません。

●らくらくバース管理
らくらくバース管理はブラウザを使用し予約をしますので、iPhoneでもご使用いただけます。

運転日報や検索機能、履歴機能から確認することができます。

予約をしたドライバー/配車管理者が予約の変更をする場合は、一度予約内容を削除して改めて予約する必要があります。
またバース管理側（荷受け、荷下ろし先）でも変更することはできます。その場合はバース管理者へ連絡して管理者に手動で修正していただくことになります。

●らくらく配送管理（配送管理システム／配送管理アプリ）
らくらく配送管理では管理者からドライバーへ任意のメッセージを送ることはできません。管理者の通知機能として、管理者が配送計画の変更や追加を行った場合には、ドライバーのアプリ画面に「情報が変更になりました。」と表示され、上部メニューの「集荷・配送先一覧」アイコンに赤い「！」マークが表示されます。

●らくらくバース管理（バース予約システム）
らくらくバース管理では、予約されたドライバーに対して通知機能でメッセージを送信することができます。送信されたメッセージは、ドライバー画面のメイン画面から確認できます。

バース予約システムの「らくらくバース管理」では「予約一覧」画面で各時間帯ごとに予約できるトラックバースの数を変更できます。
変更できるバースの最大数は、ご契約されているバース最大数までとなります。

ご契約時に予めバースの予約ができない時間帯を設定するができます。またご契約後も管理画面から設定を変更することもできます。

配送管理システム「らくらく配送管理」のスマートフォンアプリでは、Google マップアプリを用いて現在地から目的地までルート検索を行うことができます。
「︙」メニューから「ナビ起動」を選んでご使用いただけます。

配送管理システム「らくらく配送管理」のスマートフォンアプリが対応しているAndroid OSのバージョンは Android OS 9.0 ～ 11.0となっております。

「らくらくバース管理」はブラウザからバース予約をしますので、インターネットに接続できるPCやタブレットからもバース予約することができます。
荷主や運送会社の運行管理者がPCで予約をしたり、らくらくバース管理を導入している倉庫に電話でご連絡をいただき、倉庫の管理者がバース予約をおこなうこともできます。

申し訳ございません。ガラパゴス携帯には対応しておりません。

スマートフォンの費用は含まれておりません。