Vol.80デザインキーワード: POP

もの言わぬセールスマン、POP

購買意欲を刺激し、販売に貢献。商品の良さを引き出す名脇役。

街を歩けば、さまざまなPOPが目に飛び込んできます。日本では「購買時点広告」と訳されるPOP。
その主な役割はスタッフに代わって情報を提供し、購買意欲を促進させることです。
今回は、このPOPについてご説明します。

例えば、商品に貼り付けてある値引きの札、店頭に設置して入店を促すのぼり旗、キャンペーンを告知する看板…。

こうした告知媒体はPOP(Point Of Purchase Advertising:ピーオーピー)と呼ばれ、主にショップにおける告知や販売促進として利用されています。

一概にPOPと言っても、手書きで商品名や説明文を入れたものから、印刷して特殊な加工を施したものまで、その種類は多種多様です。

POPは販売店にとって、比較的安価な費用で高い効果が得られる販促ツール。
個性的な雰囲気を作り上げ、商品、店舗の売上を左右すると言われるほど、優れた効果を発揮します。
また販売側だけでなく、消費者にとっても、安心してショッピングをするための情報源になります。

いつ、どこで、何を買うか。その決定権はお客様にあります。

近年、メディアの種類も増え、新聞やテレビの広告だけでは消費者に伝わりにくい。それを埋めるのが店頭でのアピール、つまりPOPなのです。

いま「もの言わぬセールスマン」として、POPの重要度は高まっています。さらにPOPを有効に利用することで、忙しいスタッフの手間を軽減。業務の効率化にもつながります。

POPは使いやすさや効果、お得感などを伝え、消費者とメーカー、消費者とショップをつなぐコミュニケーションツールです。

今回は、さまざまな場所でよく見かけるPOPをご紹介します。

店頭POP

不特定多数の通行人を、お客様として店内に誘導する役割を担う。
セールやイベントなどを告知し、店舗の存在を知らせる働きがあります。

例:
屋上広告塔、電飾看板、立て看板、スタンドサイン、店内案内ボード、イベントパネル、屋外懸垂幕、のぼり、ショーウィンド、マットサインetc.

イベントPOP

店内の天井や壁面、床、特設コーナーにおいて、イベントを盛り上げ、お客様に楽しく買い物してもらうための雰囲気を演出します。

例:
シーリングPOP、店内懸垂幕、店内横断幕、タペストリー、イベントポスター、イベントパネル、コーナー看板、モビール、腰幕、ミニのぼりetc.

商品POP

店舗からは商品名や価格、おすすめ品、お買い得情報をアピール。メーカーからは、その特性や効能及び使い方などを伝えます。

例:
お買い得表示、品質保証表示、産地表示、使用法説明表示、効果効能表示、新発売商品表示、割引表示、限定販売表示、アイキャッチPOP etc.

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