Vol.59印刷キーワード: 表面加工

印刷物の価値を高める、さまざまな表面加工。

強く、美しい紙へ。ダメージに負けない印刷物を。

印刷面をキズや汚れから守り、美しくみせる表面加工。目的にあった表面加工を施すことで、印刷物の価値や魅力を高めることができます。
今回は数ある表面加工のうちでも、比較的使用するケースが多いと思われる5つの加工方法についてご紹介します。

OPニス

透明、もしくは半透明の油性溶剤を塗り、表面を保護します。キズや汚れの防止機能は他の加工方法に劣りますが、最終インクとして印刷と同時に加工を行うため、コストと納期までの時間を抑えられます。OPとはOver Printの略です。

水性ニス

コーターと呼ばれる専用のユニットを印刷ラインに設置。そこに水性ニスを入れ、印刷と同時にコーティングしていきます。加工の際に色調の変化もなく、OPニスに比べて、強度、光沢性ともに優れている点が特長です。

プレスコート

印刷面にプレス用溶剤を塗布し、熱圧着。平滑性と強い光沢が生まれます。ニスに比べ、コスト的には高価になりますが、さまざまなパッケージや雑誌の表紙などに広く利用されています。現在もっとも一般的な表面加工です。

UVコート

印刷面にUV塗料を塗り、紫外線を照射して硬化させます。UVコートに使用する塗料は、紫外線により数秒で乾燥するため、熱エネルギーが不要。乾燥時間も短く、高生産、省エネルギーです。原材料はほぼ100%樹脂、環境にやさしい加工方法です。

PP加工

ポリプロピレンフィルムを印刷面に貼り付け、熱圧着。耐水・耐摩擦、強い光沢が特長です。フィルム自体にツヤがあるため、光沢が長持ちします。書籍の表紙やカレンダー、ステッカーなど、さまざまな印刷物に利用されています。

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