Vol.47印刷キーワード: イメージ フォーマット

画像表示は、イメージ通りに。

「イメージ」という言葉に、あなたは何をイメージしますか。

画像にも各種形式があります。これを“イメージフォーマット”と呼びます。
より良い印刷物のためには、最適なイメージフォーマットの選択が不可欠です。

「イメージがふくらむ」
「先進的なブランドイメージ」
「イメージしていたものと違う」…。

私たちは普段の生活の中で、「イメージ」という言葉をよく使います。
非常に便利な言葉ですが、意味があいまいなケースも多々あるようです。

そこで辞書を紐解いてみると〈像、印象、記憶や想像などにもとづき心に浮かぶ姿・形〉などと記載されています。

さて「イメージ」という言葉は、日常だけでなく、DTPなどデジタルの世界でも使用します。

この場合、意味は「画像」を指すことがほとんどです。

スキャナやデジタルカメラで入力された画像データは、さまざまな加工を施され、印刷に最適な解像度やCMYKへと変換されます。
その際、数多くの画像形式の中から、出力環境に合ったものを選択する必要があります。

では、イメージ(画像)のフォーマット(形式)には、どのようなものがあるのでしょうか。

JPEG(ジェイペグ)

まず、JPEGフォーマット。
これは、静止画像を高い圧縮率で保存するファイルフォーマットです。
写真などの自然画の圧縮には効果的で、標準ファイルフォーマットとして、各種プラットフォームで利用されています。
しかし、圧縮率が高いほど解凍した時の劣化も大きく、画質のクオリティが求められる場合は注意が必要です。

TIFF(ティフ)

TIFFは高密度のビットマップ(Windowsが標準サポートしている画像形式)を扱うことを目的にしたフォーマットです。
Aldus社とMicrosoft社によって開発され、白黒2色からカラーまで対応。
多くのファイルフォーマットと互換性があり、データが劣化しにくい点が特徴です。
ただし、TIFF画像を加工することはできません。

EPS(イーピーエス)

Encapsulated PostScript Formatの略で、「カプセル化されたPostScript」という意味。
データ自体はPostScriptで記述され、それをカプセル状にして圧縮したフォーマットです。
内部に高低両方の解像度データを持ち、画面上で編集する際には低解像度用で表示し、印刷時には高解像度用を使用します。
安定性がありDTP用に広く使われていますが、他のフォーマットより、データ容量が大きいのが難点です。

他にもイラストに向いているGIF(ジフ)やWeb上で使うことを意識したPNG(ピング)など、さまざまなフォーマットがあります。

これまで主に、レイアウトされた文書のやり取りなどに使われてきたPDF(ピーディーエフ)も、新たなイメージフォーマットとして注目されています。
PDFはセキュリティやカラーマネジメントなど、画像管理の点で優れた特性を誇ります。

印刷物やWebで目にする多くの写真やイラストも、それぞれに適したイメージフォーマットがあるのです。

私たちセザックスは、印刷物の面から最適な画像を追求し、お客様のイメージアップに貢献していきたいと考えています。

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